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夫婦間のお悩み解決を考えます。
女性は、進化の産物として、脳がとくに乳幼児期の子育てに俊敏に対応できるよう、特別な発達を遂げていたのです。
NHKスペシャル ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~
・見つめ合う
・会話(家族団らん、井戸端会議、居酒屋などでの交流)
・人と一緒に楽しく過ごす
・感動する
・親切心から他人に奉仕する
・プレゼントを贈る
・思いやりの気持ちを持つ
オキシトシンが良好な対人関係があるときに放出される、ということはこんな悪循環が起こるとも考えられますよね。
育児に非協力的な夫と険悪な雰囲気になる
↓
夫にオキシトシンが放出されにくい状態を生む
↓
より夫が育児に非協力的になる
だから、日ごろから家族間での接触や良好な人間関係を維持して、夫のオキシトシン放出をうながしたいところ。
さらに、オキシトシンには親子の愛情が強まるだけでなく、次のような効果もあるそうです!
家内安全のためには、オキシトシンはとっても大切なホルモンですね~♪
父親脳を作るてっとりばやくて具体的な方法は、「父と子の接触を増やすこと」です。接触を増やすには3つの目的が。
わが子との直接的な触れ合いにより、愛情が強まれば当然父子関係も良好に。良好な対人関係もオキシトシンを放出されるからいわば相乗効果に。
子どもと接触する回数が多ければ育児スキルを身につける機会も多くなりますし、育児経験を積むことでそれもまた子どもへの愛着も生まれまることに!
危なっかしくて、とても夫と子どもだけにすることなどできない!というほどでもないなら、むしろ積極的に「夫と子だけで過ごす機会」を作ってみては。
というのも、父親というものは母親が一緒にいると、父親脳をサボる生き物のようなのです。
子育ての主たる担い手となった男性の脳は、通常母親の脳に見られるのと同じような働きをする(中略)「母親がそばにいる間は父親の扁桃体が休んでいる」が、母親がいなくなると活発化する
イクメン男子の脳はママに似てくる-子育ての研究|Bloomberg
一緒にいるのに、「泣いてるよ~」「ウンチしてるよ~」という無責任な夫の発言にイラっとしたという経験はありませんか。夫も悪気があるのではなく「扁桃体が休んでいる」という状態なのかもしれません。
「ママがいるからママがなんとかしてくれる」という他人事から当事者意識へスイッチを切り替えてもらうためにも、「父と子だけで過ごす」ことは有効のようです。
また、「仕事に比べて育児なんてチョロイ」と考えている夫に、実際に体験してもらうという目的も。もし、実際に体験して「やっぱ育児チョロイ」と言うのなら、ぜひコツをご教示いただきたいですね!
子どもと直接的に触れあう時間を夫が取れない場合、できるだけ子どもの情報を伝えるようにしたいもの。間接的なものでも、接触はないよりあった方がよいのです。
「今日はハイハイした、歩いた、初めて○○を食べた」などのわが子の情報を夫に提供。写真や動画も使いましょう。ブログやInstagramなどを使って育児日誌として共有するのも。
その際、「あなたの動画を子どもに見せたらすごくうれしそうだったよ~」など、子どものリアクションも含めて伝えます。
また、「寝方がそっくり」「お調子者なところがそっくり」などと夫と子どもが似ている部分を無理にでも見つけて指摘し続ける。顔は似てなくてもなにかは似ている!
夫と情報を共有できるアプリを利用してみるのもいいかもしれません!
育児・子育ての記録 おすすめアプリランキング| iPhone/iPadアプリ| Appliv
育児・子育ての記録 おすすめアプリランキング|Androidアプリ | Appliv
アナログ派なら(株)アイナロハが発行する「夫婦(めおと)産後手帳」はいかがでしょうか。
【概要】
・産後8週間、妻が毎日の体調と気持ちを記録する欄
・記録に対して夫と妻が交互にコメントを書く欄
・家事・育児の役割分担のためのチェックリスト
所沢の家事代行:産前産後サポート「ままのわ」 夫婦 産後手帳
「育児ノート」は夫と共有できる育児記録アプリのひとつです。
育児ノート: 授乳タイマー, 睡眠とおむつ交換の記録|iTunes| Appl
【概要】
・赤ちゃんの生活リズムを把握(睡眠、授乳、おむつ交換など)
・赤ちゃんの健康管理(病気、薬の記録、予防接種のスケジュールなど)
・赤ちゃんの成長記録(初めて寝返りをうった日、言葉を話した日など)
>>>育児ノート【iPhone版】
>>>育児ノート【Android版】
「育児ノート」は経験からの予測、ではなくデータから予測できるので、ふだん育児にあまりかかわれない夫でもスムーズにかかわることができそう。
また、帰宅した夫に「ごはんまだ?部屋汚いよ。なんで育児してるだけなのにちゃんと家事もできないの?」なんて言われたら、赤ちゃんの世話で一日が終わってしまったことがわかる記録を差し出す、という使い方もありそう……。
「子育ては大変なの!」と漠然と夫に伝えるより、具体的な育児記録を見せた方が、断然明確に伝えられるわけで。
父親脳の作り方についてご紹介しました。「夫の子どもでもあるのに、妻がなんでここまでしないといけないのか」という気もします。もちろんこんなことをしなくても自覚がある父親もいますが、ない父親も多数いる。
自覚のない父親にとって、子どもとは「突然家庭にあらわれ居候する宇宙人」。「なんか知らんけどいつも小さいのがウチにいる」という存在なのです。
夫が父親脳をはたらかせて、妻と育児の仲間意識を持つことは産後クライシスを防ぐこととなります。夫の父親脳作りにトライしてみてはいかがでしょうか。
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